トルコとトルコの関係を始めた旅行者であるアブデュルレシッド・イブラヒムが日本で過ごした年月を物語るドキュメンタリー「日本を訪れたオスマン帝国の旅行家」の撮影は、イスタンブールと東京で行われた。

岡浩駐トルコ 日本大使、アブドゥルレ シド・イブラヒムについて次のように述べた。「アブデュルレシッド・イブラヒム旅行家は、シベリアからモンゴル、満州、日本、韓国、中国、シンガポール、インドネシア、インドまで広い地域を長年旅した。」

「アブデュルレシド・イブラヒムを記念し、新世代に説明する」プロジェクトの枠組みの中で「日本を訪れたオスマン帝国の旅行家 アブドゥルレ シド・イブラヒム」プログラムが開催された。

ヌーマン・クルトゥルムシュ文化観光大臣の支援を受けてトルコ日本財団の会議場で開催されたプログラムには、宮島明夫駐日日本大使、Vakıfbankゼネラルマネージャー、メフメト・エミン・オズカン、TUJIADのエルダル・ギュヴェン会長、日本財団タッヤルサデュクラル会長が出席した。

宮島明夫駐日日本大使、開会式でアブドゥルレ シド・イブラヒムについて次のように述べた。「アブデュルレシッド・イブラヒム旅行家は、シベリアからモンゴル、満州、日本、韓国、中国、シンガポール、インドネシア、インドまで広い地域を長年旅した。」

宮島大使は、アブデュルレシッド・イブラヒムが訪日について書いた詳細な観察記録は、当時のイスタンブールに大きな影響を与えたと述べた。

宮島氏は、日本を愛していると語るトルコ人に多く出会ったことを示し、「トルコ人が日本に対して抱く深い愛情のルーツに立ち返れば、その理由の一つはイブラヒムだと言える」と語った。

宮島大使は、トルコと日本の友好関係が今日も続いていると指摘した。

文化観光省の副次官であるギュル氏は、文化と芸術は国間の効果的なコミュニケーションツールの1つであると強調した。

ギュル氏は、文化観光省がプロジェクトパートナーとなっている日トルコの映画「エルトゥールル1890」が2015年に公開されたこと述べ、過去と同様に今日も両国の関係が慎重に守られていることを指摘した。

文化観光省の副次官であるギュル氏は、日本との関係は戦略的パートナーシップのレベルにあると述べ、オスマンガーズ橋、マルマライ、トゥルクサットなどの多くのプロジェクトは日トルコのパートナーシップの結果であると表現した。

TUJIADのエルダル・ギュヴェン会長は、アブデュルレシッド・イブラヒムがオスマン帝国と日本の関係を強化したと述べた。

ギュヴェン会長は、トルコと日本の関係はエルトゥールル号遭難事件から始まったと考えられていることを表明し、「私たちの関係の最初のステップはフリゲート艦ではなく、アブデュルレシッド・イブラヒムです」と述べた。

ギュヴェン氏は、「アブデュルレシッド・イブラヒムは、日本をスルタン・アブデュルハミドに知らせただけでなく、オスマン帝国を日本の天皇陛下にも知らせた。私たちの歴史のこのような貴重な人物を現在に紹介できることを大変光栄に思います」と述べた。

オープニングスピーチの後、プログラムは「日本を訪れたオスマン帝国の旅行家 アブドゥルレ シド・イブラヒム」という映画の上映、アブデュルレシッドイブラヒム写真展のオープニング、そして「アブデュルレシッドイブラヒムと日土関係」パネルに続いた。